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歯周病菌抗体IYP-PG1、 虫歯菌抗体IYP-DC1健 康


卵黄抗体IgY含有原料「IYP」とは

卵黄抗体IgYは、ニワトリが持つ「身を守る力」を利用した自然由来の「機能性卵黄素材」です。動物は、体内に侵入するウイルスやばい菌などから身を守る「機能性たんぱく質」(=抗体)を体内で作り出すことができ、このたんぱく質を卵に移すことで子供を守っています。卵黄抗体IgYは、この「卵に機能性たんぱく質を含ませて子供を守る」という仕組みを利用して、機能性たんぱく質が移行した卵を特殊技術で製造することでできた新しい素材です。 この卵黄抗体を含む食品原料「IYP(orvalgen®)」には4つの原料形態があり、機能性食品や化粧品等様々な製品へお使いいただける原料素材です。また、卵黄抗体の機能にも複数の種類があり、 IYP-DC1は虫歯菌、IYP-PG1は歯周病菌に働きかける機能をもっています。

歯周病が起こるメカニズム

成人の約80%がかかっているといわれている「歯周病」。 歯周病は、細菌の感染によって引き起こされる炎症疾患です。

IYP-DC1 虫歯の原因菌 ミュータンス菌対策

IYP-DC1は、虫歯の原因となるミュータンス菌の酵素(グルコシルトランスフェラーゼ)に対する抗体を含んだ卵黄素材です。虫歯菌を減らし、プラークの形成を抑えます。

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IYP-PG1 歯周病の原因菌 ジンジバリス菌対策

IYP-PG1は、歯周病の原因となるジンジバリス菌の酵素(ジンジバイン)に対する抗体を含んだ卵黄素材です。病原性の高いジンジバインを抑制して菌を減らし、歯周病の症状を改善します。

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【特集コラム】
当社が最注目している「卵黄抗体IgY-PG」の紹介

卵黄抗体IgY-PGによる歯周病対策

歯周病が起こる過程とは?

 むし歯や歯周病など、歯や口内に関するトラブルでお悩みの方は年々増え続けています。 成人の約8割がかかっているといわれている、歯周病について、そのメカニズムを解説します。

1. 虫歯が歯に付着し、プラークを生成する。

口の中にいる細菌の中でも、ミュータンス菌がむし歯菌と呼ばれます。 ミュータンス菌は食べ物の中の糖質からグルカンを作って歯に付着してプラークを作り出します。プラークの中ではいろいろな菌が増え続けます。

2.歯周病菌が増え、歯肉炎を引き起こす。

増えたプラークを放置しておくと、プラーク内に歯周病菌が増えます。歯周病菌は、歯と歯ぐきの間の溝に入り込み、歯肉を溶かします。 歯周病菌から歯ぐきを守ろうとして、炎症が起こると、歯ぐきからの出血や歯ぐきの腫れにつながります。(=歯肉炎)

3.歯周ポケットができる。

歯肉炎を放置しておくと、炎症が悪化し、歯に密着していた歯肉が次第に剥がれてしまいます。
そして、まるでポケットのようなすき間が、歯と歯ぐきの間にできてしまいます。

4.歯周病が進行する。

歯周ポケットが出来ると、その中にさらにプラークや歯周病菌が増え、歯肉だけではなく、歯を支えている骨にまで影響を及ぼしてしまいます。
これを放置しておくと、ついには歯が抜け落ちてしまうこともあります。

歯周病の特徴的な症状例

・歯肉の膨張
・出血
・歯周ポケット形成
   ※成人の約80%が原因菌を保菌し、微軽度以上の歯周病を発生している。

歯周病から始まる全身疾患

・心臓病
・脳卒中

歯周病を引き起こす細菌

・ジンジバリス菌(Porphyromans gingivalis)
…歯周病の最も重要な病原性細菌

・たんぱく質分解酵素のジンジパイン
…ジンジバリス菌の主な病原因子


歯周病はプラークの中の歯周病菌による感染症で、歯ブラシによるプラークコントロールが歯周病予防にはもっとも大切です。
卵黄抗体IgYは歯周病菌やむし歯菌の働きを弱め、さらに、継続して摂取した場合に、これらの菌が減少することがボランティア試験で確認されています。
歯科医院で定期的に検診・ブラッシング指導を受けることに加えて、卵黄抗体IgY原料などの機能性成分を継続して摂ることにより、歯周病のリスクはさらに減るものと考えられます。

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歯周病とたたかう『卵黄抗体IgY-PG(Anti-gingipainIgY)』の働き

歯周病菌を効果的に取り除く新しい成分として、注目を集めているのが「卵黄抗体IgY-PG」です。

フレスコでは、この歯周病対策となる卵黄抗体IgY-PGについて、とくに社会にとって有益な技術としてその卵黄抗体IgY-PGが歯周病に効く理由は、大きく分けて5つあります。

1. 歯周病菌の働きを抑える

2. 唾液中の歯周病菌を減らす

3. 歯ぐきの出血を改善する

4. 歯周ポケットを改善する

5. 歯周ポケット内の細菌を減らす

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『卵黄抗体IgY-PG』についての研究成果

要約 『卵黄抗体IgY-PG』は歯周病菌のひとつジンジバリス菌の活性を阻害して、 歯周病を予防・改善することが示されました。

ジンジバリス菌は、ジンジバインというたんぱく質分解酵素で歯茎を破壊して増殖し、歯周ポケットにすみつき人を攻撃し続ける恐ろしい菌です。 このジンジバリス菌の活性化を抑えるのが、ジンジバインに対する抗体を含んだ卵黄素材『卵黄抗体IgY-PG』です。
卵黄抗体IgY-PGに含まれる抗ジンジバイン抗体IgYはジンジバインに結合することにより、活性を抑制し、歯周病の進行を食い止めることが示されました。 以下にて、この歯周病菌に関する研究結果のポイントをご説明していきます。

1. 卵黄抗体IgY-PGは歯周病菌のジンジバインのはたらきを抑えました。

通常の卵黄と、卵黄抗体IgY-PGの濃度による活性化咀嚼率を比較した結果、46μg/mlで約60%、189μg/mlで約40%(半分以下)にまで活性が阻害されたことが分かりました。

2. 卵黄抗体IgY-PGは歯周病患者の歯周ポケット、出血を改善し、ジンジバリス菌を減らしました。

歯周病の通院患者5名の協力により、臨床試験が行われました。 初診時に検査を行い、歯周ポケットの深さ、歯ぐきの出血割合、歯肉溝縁下のジンジバリス菌を測定。同一患者で同程度の症状を示す歯2本を対象として、一方をテスト歯、他方を対照歯としました。
両歯のポケットをスケーリングにより清掃し、テスト歯にのみ卵黄抗体IgY-PG配合軟膏剤を局所投与しました。
4週間後に再度検査して比較すると、卵黄抗体IgY-PGの投与によって、歯周ポケットの深さが改善、出血割合は減少、またジンジバリス菌数は、初診時の清掃により両歯とも一時的に減少しましたが、対照歯が増加しているのに対し、テスト歯は低いレベルを維持しました。

3. 卵黄抗体IgY-PGを配合したタブレットを食べると、唾液中のジンジバリス菌が減りました。

軽度の歯周病を有するボランティア24名の協力を得て、卵黄抗体IgY-PGを配合したタブレットと対照(プラセボ)タブレットを8週間摂取してもらい、接種前後で唾液中のジンジバリス菌を測定しました。唾液中総細菌数に占めるジンジバリス菌の割合は卵黄抗体IgY-PGを配合したタブレットを接種することによって有意に減少しました。

歯周病への実効性研究についての総括

卵黄抗体IgY-PG(Anti-gingipain IgY)とは
・歯周病菌のジンジバインの活性を抑制する。
・患者の歯周ポケット、出血を改善し、唾液中のジンジバリス菌を減少させる。
・安全性が高く、魅力的な食品素材である。

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期待できる効果(相乗効果)

口腔機能・口腔内環境の改善によって得ることが出来る、相乗効果をご紹介します。
・呼吸器疾患の予防、口腔疾患の予防、感染予防
・咀嚼機能の改善、摂食・嚥下障害の改善、味覚・触感・温度感覚などの改善(口腔粘膜の感覚機能改善)、コミュニケーションの回復
・免疫力・生活意欲の向上

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対象市場

  • ・健康補助食品・サプリメントの市場
  • ・美容商品の市場
  • ・医薬品、医療機関向けの市場
  • ・育毛やエステ業界の市場
  • ・子供ケア、育児

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主な実績・クライアント

  • ●薬品メーカー、健康補助食品メーカー
  • ●食品メーカー、飲料メーカー
  • ●美容メーカー、エステ関連企業
  • ●病院やクリニックなどの医療機関
  • ●商社や通販企業などの販売・流通会社

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